コザが燃えた日

寒い日ももう、おしまいですかねー

冬から春に変わる時ですね!暖かいのは嬉しいですね!!

この前舞台を見に行きました。

「hana-1970、コザが燃えた日-」

コザ騒動が起きた1970年12月20日のある家族の一夜を描いた舞台

コザ騒動とは、死亡事故や暴行など米軍人の犯罪の多くが無罪となる米軍支配に我慢を強いられていた住民が、怒りを爆発させて米軍関係者の車両を焼き払った事件のこと。この舞台は、騒動が起きた夜、米兵相手の質屋兼バー「hana」を営むおかあの一家の姿を描いたもの。

 

何の前情報も入れず見に行った私は、正直とても心が苦しくなり、色々なことを考えさせられ、そしてもう二度とこんな苦しく切ない歴史を繰り返してはいけないなと感じた舞台でした。

おかあを演じた余貴美子さんも、おにい役の松山ケンイチも、岡山天音も、他の演者の方もとても素晴らしい演技力に圧巻でした。

家族だけど、戸籍も繋がらず、生きることが必死だった当時の疑似家族の物語で、沖縄にはアメリカ軍基地があり、日本の領地だけど日本の権利が主張できずアメリカの権利が主張されていた時代で、沖縄の人達にとって自分達は日本人なのになんで、、、沖縄に住む人達とアメリカ兵の間で起きる様々な事件や事故が多発して、本当に酷い事だらけ!!そんな日々の色々な葛藤思いが爆発した事件がコザ騒動

終戦していたとは言え、現実ではまだ終わっていなかった戦争

戦争を知らずに育ってきた私達は当時の事は歴史の勉強で習ったりドラマや映画で見て、原爆は恐ろしいものだと思い知らされ

けど、なぜそんなことが起こったのか

なんで日本とアメリカは戦うことになったのか

なんのためだったのか

子供の時は当たり前のように教育されていた歴史の出来事

 

もっと深く疑問に思うべきだったなと大人になってから思うことたくさんありすぎです。。。

 

戦争はたくさんの人を悲しませ、そして誰も幸せになんてしない。

そんな歴史があるのに、また人は同じことを繰り返していく

なんでなんですかね?

人種は違っても同じ人間なのに、、、

 

平和な世の中になりますように

No war please

 

あおき